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平成22年 9月22日文教委員会−09月22日-01号
平成22年 9月22日総務委員会−09月22日-01号

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  1. 調布市議会 2010-09-22
    平成22年 9月22日文教委員会−09月22日-01号


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    平成22年 9月22日文教委員会−09月22日-01号平成22年 9月22日文教委員会 平成22年9月22日 文教委員会開議時刻 午前10時0分 〇散会時刻 午前11時16分 〇場所 第1委員会室出席委員(7人)  林 明裕  委員長  丸田絵美  副委員長  井樋匡利  委員  荻窪貞寛  委員  清水仁恵  委員  漁 郡司  委員  田中久和  委員欠席委員(0人) 〇出席説明員(14人)  塚越博道  生活文化スポーツ部長  島田 尚  生活文化スポーツ部産業振興担当部長  小山俊夫  教育部長  朴木一史  指導室長
      ほか関係管理職職員事務局  佐野竜也  議事係主査 〇案件  議案第59号 平成21年度調布市一般会計歳入歳出決算の認定について        ─文教委員会所管部門─…………………………………………………… 1    午前10時0分 開議 ○林 委員長   おはようございます。ただいまから文教委員会を開会いたします。  本日も説明のための職員の出席を求めておりますので、御了承をお願いしたいと思います。  これより審査に入りますが、ただいまのところ、当委員会に傍聴の申し出はございません。ここで本日の審査途中の傍聴の申し出の取り扱いについてお諮りしておきますが、審査の途中で傍聴の申し出があった場合は、審査を中断することなく申し出の可否を決定することとし、その決定については正・副委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議はございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   ありがとうございます。御異議なしと認め、さよう決定させていただきます。  それでは、早速審査に入ります。昨日は議案第59号「平成21年度調布市一般会計歳入歳出決算の認定について」、文教委員会所管部門教育部教育費社会教育費以降、土木費までの説明が終了しておりますので、本日はページごとに質疑、意見を求めてまいりたいと思います。  それでは、始めさせていただきます。最初に、 418、 419ページからお願いいたします。はい、田中委員。 ◆田中 委員   細かいことで恐縮なんですが、報告書の 571の上から2行目に、研修会緑ケ丘小学校の視察の実施とあるんですけども、これは時が時なので、どういう目的を持ってやられたものなのか、ちょっと教えていただければと思います。 ○林 委員長   土方副参事。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   今、第25期の社会教育委員テーマ学校地域と家庭の連携というのが1つの大きなテーマになっておりまして、その中で緑ケ丘小学校のふれあい給食の視察に伺いました。その中で給食を食べているところを見まして、その後、校長先生、副校長先生、主任の先生と、学校に置かれている問題、そういう形のヒアリングを半日間、全クラスを視察いたしました。  以上でございます。 ◆田中 委員   わかりました。そのときそのときでさまざまなテーマで各学校のほうを訪問、視察するということでよろしいんでしょうか。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   はい、そのとおりでございます。 ◆田中 委員   ありがとうございました。 ○林 委員長   はい、井樋委員。 ◆井樋 委員   社会教育の冒頭のところなので、調布市社会教育計画のことについて伺いますが、これは17年10月25日に策定されたことになっているんですけど、計画期間というのがあって、これは一応平成24年までなんですよね。そういう認識でいいですよね。  ただ、中には職員の配置の問題とか、サークルに対する支援とか、期間内に終わるようなものではないのも多いですから。いろいろ見てみますと、例えばユニバーサルデザインに基づいた設備、備品の整備、障害者のある人専用駐車スペースの配慮、バリアフリーを率先して進める施設づくりという課題があるんですけれども、例えばこの課題について24年までにどこまで達成するかと。さらに言えば、その元になるべき課題の抽出。どこの施設ではバリアフリーユニバーサルデザインという点で改善しなければならないのはこことこことか、そういう課題の抽出がまず済んでいるのかどうか。そして、それは24年度までにどのぐらいの到達になるのか。終わるんなら一番いいんですけれども、ちょっとその辺をお伺いします。 ○林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   社会教育計画は今、委員がおっしゃったとおり、平成17年に策定しまして24年の8年間の計画になっております。そのうち17年、18年の短期事業におきましては、平成19年度に実態調査いたしました。あと、今委員がおっしゃったようなバリアフリーとか結構長くかかる計画については、この8月から9月にかけて、平成19年から21年度の後期の半分がちょうど終わりましたので、ここで役所全課アンケート調査を実施いたしました。10月以降ですが、委員の皆様にも数字を見せられると思います。今、報告書をちょうど作成しているところでございます。  以上でございます。 ◆井樋 委員   つまり、そういう調査をやって、まさに課題の抽出を今やっているということですね。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   おっしゃるとおりでございます。関係部署を探し出して、その関係部署に調査をいたしました。  以上でございます。 ◆井樋 委員   わかりました。それはそれで計画的に進めていただきたいと思います。社会教育計画自体は非常によくできていると思うんですが、内容的には非常に包括的であり、もっと言えば、社会教育だけにおさまらない内容がかなり含まれておりますので、ぜひ全庁的にこれを1つの指針として活用していただきたいと思います。  以上です。 ○林 委員長   ほかにございますか。はい、漁委員。 ◆漁 委員   社会教育振興費の中の学校開放について伺います。  1つは、開放業務委託料が 2,457万 3,522円という、2円まで出てきているもんですから、開放業務委託委託内容や、委託料配賦基準ですね。それからあわせて、学校開放運営委員会のあるところもないところもあると思うんですが、同時にそれぞれの事業内容が、それぞれの工夫の中で盛んなところもあれば、まだまだなところもあると思うんですけども、お互いそういった活動内容のいいものを取り込みながら、より地域の中で学校地域の人の輪づくりの核になっていくような事業展開をしていく上でのお互い教訓化、工夫の仕方というのがどんなふうにされているのかが1つ。  それから2つ目は、事務報告書の 571の学校開放使用状況の中で、これは前からいつも伺っていたりして、なかなか難しくて進んでいないんですが、中学校学校施設の夜間の一般開放ないしは地域開放の現状と、多分、校長さん、副校長さんの判断で、実質的には中学校の夜間も7割ぐらいは大体開放して使っているんですよね。現実には日祭休日、夜間の開放できるこま数というのはそんなにはないんじゃないかというふうには思っているんですが、それらの現状。あと、せっかくあいている施設だとすれば、一般開放ないしは地域総合開放のあり方についての行政としての考え、それから学校サイドのそれを受けとめるスタンス、課題についてお聞かせいただければと思います。  以上2点です。 ○林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   まず、1点目の内訳でございます。総合開放をモデルとして説明させていただきます。まず、地域運動会の経費として34万円です。各種スポーツ大会等で21万円になります。体育館、校庭開放運営費として19万 9,000円。合計で開放運営委託料として74万 9,000円。これが基準になっております。  あともう1点、各開放同士の関係ということですね。開放委員会というのは年間、数回実施しておりまして、その中で意見交換をして、うちではこういう開放をやっているよ、うちはこういう開放をやっていますよ、その中でいいところは皆さんでとっていきましょうという形の考え方で進めております。  もう1点、中学校夜間開放についてでございますが、昨年、第七中学校のほうで夜間開放が1校ふえました。そのほか、この前も神中のほうに行ってちょっと話してみたんですけど、やはり目的外使用学校PTAとかOBの方、そちらのほうの使用がかなり優先になっていますんで、その残りが開放という形で私たちのほうに回ってきますので、そういう部分においては、とれるこま数というのはすごく少なくなっておるのが現状です。また、学校側考え方もやっぱり同じような形で、目的外PTAとか、そちらのほうを最優先すると思いますので、それで私たちのほうに開放としてこまで出せる部分というのはかなり限られたものになってしまうというのが全体の現状でございます。  以上でございます。 ◆漁 委員   学校開放業務委託について、一律74万 9,000円ということで、それぞれ活動の大きなところをまだまだこれから大きくしていきたいところ、差があろうかと思ってはいますが、年に何回かの交流会の中でお互い教訓化しながら、いい事業を進めていくという努力はしているということのようですので、その交流会をもっと中身の濃いものにしていただければと思います。  2つ目中学校開放ですが、基本的なスタンスというか現状についてはおっしゃるとおりかなと思っているんですよね。ただ、とりわけ地域開放一般開放目的外使用以外のこま数はそんなにないですよというのはわかるんですが、そうはいっても現実に何こまかはあるんですよね。全くないわけではないんですよ。定期的に第何何曜日の何時から何時はあいていますよと。そこをもう少しきちんと掌握して、ぜひ一般開放につなげていく努力をしていただきたいと思うんですが、余りあいていませんよという学校サイドの認識はあるとしても、それでも空いているところは目的外使用として貸し出すことは学校の管理の中でやれるからいいんだけど、教育委員会のほうにどうぞお使いくださいと渡すのを嫌がる理由というのは何かあるんですか。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   嫌がるという形の話の中ではないですね。やはり使っていて渡せるこま数は少ないという形の話し方になります。 ◆漁 委員   わかりました。大体そういう論調で、うちはもうスペースがないんですよという話になるんですが、実態との大きな乖離はないとは思うんですが、やっぱり少しの乖離はあると思いますので、ぜひ実態を学期ごとぐらいでももう少し掌握していただいて、あいているこま数一般開放として希望を募るというふうにお願いしたいと思っています。  あわせて、総合開放も含めてですけども、学校地域開放ニーズと供給の関係は、現状どんなふうになっているんでしょうか。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   今、一般開放、平成22年度、この10月分からコンピューター抽せんを始めたんですが、健康の増進という意味で、やはりニーズはふえてきております。それは間違いないと思います。  以上でございます。 ◆漁 委員   ふえてきたニーズに対する対策として、今1つおっしゃったように、コンピューターでの毎月申し込み、2カ月前。バッティングしたら、コンピューター抽せんで当たったところは使えるという状況で、多分使いたいという希望者に対する公平性というのはそこでは生まれるんですが、一方では、定期的にきちんと毎月第何何曜日に集まって体を動かすとか練習するとか、そういう固定性に対してのマイナス要素、リスクが逆に生まれてくるような気がするんですよね。  そういう意味で、じゃ、どうするのということになれば、先ほどの質問と重なるんですが、あいているこま数のところをどれだけ利用を広げていくかということで、ニーズに対しての供給をふやしていく。それしかないような気がするんですが、それらの対応について、現状どんな展望というか課題というか、お持ちでしょうか。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   展望というのはなかなか難しい課題でありまして、ただ、今できるのは、今まで申し込んで使わなかったという人が結構あるんですよね。予約はしたんですけど、使っていない。今度その辺を少し厳しく見ていって、そうすると、実際に出せるこま数は少しでもふえるんじゃないか。抽せんをやったことによって、そういうのを少し意識してやろうと思います。無届けキャンセルはなかなか厳しい形でやろうと思います。そこでやって少しは浮いてくる可能性もあります。また、今度抽せんしたことによって、全面とっていた方が反面にしてくれるとか、結構皆さん協力して、うまい形で使えるような形の意識づけをしてくれておりますので。  以上でございます。 ◆漁 委員   ありがとうございます。あわせて、学校に限らず、児童館だとか、縦割りでいくとなかなか一元管理が難しくなるんだけど、横割りというスタイルを入れ込めば、軽体操とか、ちょっとしたジャズダンスみたいなものとか、そういうもので場所を使いたいよという人たちに対しての使える場所というのは児童館だとか、場合によってはその他の公共施設の中で、夜間とか日中でもちょっとあいているところというのは結構見つけ出せるようなところが幾つかあると思うんですよね。これは要望ですが、やっぱり縦、横、縦横に情報とかを見つけながら、供給体制をしっかり確保する努力をぜひお願いしたい、工夫していただきたいとお願い申し上げます。  以上です。 ○林 委員長   ほかにございますか。はい、清水委員。 ◆清水 委員   成人式についてちょっとお尋ねしたいんですけれども、よろしいでしょうか。成人式って一生に1回、二十歳のときに1回だけということで、私も大変思い出には残っているんですけれども、その思い出に残る成人式、最近ではみんなでつくろうみたいな動きとかもほかの自治体さんではあるんですけども、調布の現状をお聞かせいただいたり。  あとは、数年前、問題になって、成人式で暴れる若者がいるとか、そのような問題もありましたけれども、現状、調布市の成人式の状況をお聞かせいただけるとありがたいのですが。 ○林 委員長   土方副参事。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   調布市の成人式は、ここ数年来ずっといわゆるいい成人式という形で終わっております。社会教育課長会の昨年の話の中で、26市で2市、壇上に上がっている市がございます。1人は女性が上がったというところもありまして、調布はそういうことが一切ございません。また、調布の場合は実行委員会形式で運営しておりまして、実行委員が新成人が9人、既成人が4人、未成人が1人で14人。男子5人、女子9人で集まって、2部の式典を全部そこでやっております。やはり同年代の人がやっていますので、感覚がすごく近い成人式になって、うまく運営されていると思っております。  以上でございます。 ◆清水 委員   ちなみに、21年度は全体の何割ぐらいの参加が成人式にあったんでしょうか。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   ことしの成人式になりますので、 51.57%ですね。 ◆清水 委員 
     ありがとうございます。半分ぐらいの成人が成人式に参加しているということで、もっと多くの若者が成人式に参加できるように推進していっていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○林 委員長   それでは、次のページに移ってよろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   それでは、次に参ります。 420、 421ページをお願いいたします。はい、井樋委員。 ◆井樋 委員   子ども居場所問題をここで伺いたいんですが、評価報告書の95ページ有識者のコメントの中で、子どもたち居場所づくり全般についての意見というところで、これは評価しているんだろうと思うんだけど、青少年の健全な育成のためには子どもたち居場所づくりが極めて大切である。調布市は十分にこのことについて検討が行われ、さまざまな施策が実施されている。この事業の有効、適切な運営がこれからの課題であり、その課題解決が本当の意味での子ども居場所になっているかの検証になるという、一応褒めているんだけど、何か含蓄のあることが語られているのが非常に気になるんだけど。要するに、有効、適切な運営がこれからの課題というと、今までは有効、適切じゃないということが多分言いたいんだろうと思うし、その課題解決が本当の意味での子ども居場所になっているかの検証になるというふうに言われてしまうと、見過ごすわけにもいかないんですが、これはどういう意味なんでしょう。 ○林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   これは有識者の意見でございまして、去年のから引き続き見てみますと、この方は、ユーフォーがまだ全校に設置できていないんで、こちらにつきましては、その設置されていないところの子どもたちはどうしたらいいんでしょうかという部分の意見かと思います。  以上でございます。 ◆井樋 委員   それだけだったらいいんですけれども、何か根本的にすごい問題があるように読めてしまうんですが、いいです。わかりました。 ○林 委員長   ほかに。はい、丸田委員。 ◆丸田 委員   青少年交流館についてお伺いいたしますけども、利用されている青少年の割合と地域の割合がもしわかるようだったら、お答えいただけますか。 ○林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   やはり小学生中学生がほとんどになります。地域でいいますと、飛小、三小、あと調布中と五中ですか。大体その辺の。ほかからもイベント等はいろんなところから集まってきますが、地域的にその辺で大体限定されております。  以上でございます。 ◆丸田 委員   ありがとうございます。この施設は子どものために寄贈されている施設ということで、本当は市内にもう少しあるといいと思うんですけども、CAPSにしろここにしろ、西調布という地域性がやっぱり集まれるスペースが多いということで、ちょっと地域間格差があるかなと。中高生ぐらいになって、青少年ということですから、中学生高校生居場所というところでも重要な場所になるのではないかと思うんですけども、中学生高校生になれば、多少市内を外れても、多少市内でも遠くても自分たちで行けるんですけども、事小学生になると、なるべく近くに歩いていったり、自転車で簡単に事故がないぐらいで行けるところにもう少し点在しているといいのではないかなと思われるんですが、地域間格差を埋められるような手だてというのは何かありますか。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   現在では、私たちの所管でユーフォーを使って活用するというぐらいしか現状の手段はございません。  以上でございます。 ◆丸田 委員   スペースというのはとても難しいものがあるんですけども、例えばあくろすだったら駅前だし、あくろすを利用するとか、ワンフロアまではちょっとあれでしょうけども、1室を子どもたちのために確保するみたいなことがあってもいいのかな。あくろすのはばたきというスペース中学生なんかにも大変有効活用されているんですけども、ちょっと小学生には使いづらいとか、いろんな問題がありますので、やっぱり地域間格差を埋めていくためにも、児童館の活用なり何なり、ちょっと推進していただくように。恵まれた地域となかなか難しい地域、しようがないことなのかもしれないですけども、地域子どもたちが集まって活動ができるような居場所になるようなところをぜひとも1カ所でも、なるべく格差がないような形で展開できるような事業を少し考えていただけるとありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○林 委員長   ほかになければ。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   続いて参りたいと思います。続きまして、 422、 423ページをお願いします。はい、井樋委員。 ◆井樋 委員   では、ユーフォーについてここで伺います。また評価報告書の95ページ、今度はさっき読んだところの下の段ですね。ユーフォーの充実のところで、児童数増加の際にはプレールーム普通教室に戻さなければならない可能性があるなど、持続可能な事業ではない点に不安があると。これはなかなか現実的な問題だなと思って私も読んだんですよ。  今、子どもはふえていますし、いわゆる余裕教室と言われていたところをプレールームにしたところもありますから、これは当面ここで指摘されているようなことが懸念される状況というところがあるんでしょうか。また、そういったことを踏まえた上での今後の計画等があったらお聞きしたいと思います。 ○林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   具体的にこれを指しているのは飛田給小学校多摩川小学校になります。多摩川一帯のほうはマンションが少しできておりまして、児童数がぎりぎりの状態でユーフォーを使っておりますので、またここで新しいマンションが幾つもできて児童がふえると、ユーフォーさんどこかに行ってよとか、そういう話になる可能性がありますので、それは別途、施設のほうで今検討していると思います。これは多摩川飛田給を意識したものでございます。 ◆井樋 委員   あっちの方面はマンションがどんどんふえていますし、確かに心配ですが、施設のほうで対応を検討しているというのは、それぞれのユーフォー移転先を探しているという意味ですか。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   施設の増築とか、そういう部分で対応できないかという形で、それはユーフォーだけじゃなくて、生徒数がふえているという、そちらのほうの問題で。  以上でございます。 ◆井樋 委員   わかりました。学校そのものの教室をふやすとかということを含めてということですね。ここで言われているのは非常に現実に危惧される問題でありますので、計画的に対応していただきたいと思います。  以上です。 ○林 委員長   ほかに。はい、漁委員。 ◆漁 委員   事務報告の 573ページで、各学校登録者数延べ児童数が書いてあるんですよね。登録者数って、それぞれ児童数の何%ぐらいになっているのかなというのが数字としてはないもので、今度からその辺もちょっと入れてもらうと、これだけの児童数の中でユーフォー登録子たちはこれくらいいるのかなというあたりが少し見えてくるんですが、次からはいいでしょうか。 ○林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   実際、具体的な数字といたしますと、73.7%ぐらいになります。 ◆漁 委員   全体でですね。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   平均ですね。ユーフォー設置校の平均で73.7%ぐらいの加入率でございます。 ◆漁 委員   各学校、それこそ先ほど話があったみたいに、登録者の児童のパーセンテージを見る中で、飛小や多摩小みたいに児童数の増加に伴っての今後の課題もちょっと見えてきそうな気もするものですから、きょうは時間もないし、改めて聞くのも何ですから、各学校ごとパーセンテージもぜひどこかでしっかりお示しいただけるようにしておいていただければありがたいなと思います。要望です。 ○林 委員長   はい、田中委員。 ◆田中 委員   1点だけ。私もユーフォーのことなんですけれども、10年前に始められて、現在14校。年によって1校のところもあれば、2校、あるいは3校の設置というところがあるんですけれども、これは何か計画に基づいたものなんですか。1校だったり、3校だったり。 ○林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   平成20年度にユーフォーの計画を1回つくりました。ユーフォーは先ほどありましたように余裕教室でやりますので、余裕教室が確保されないと、正直な話、ユーフォーはやはり後回しになります。それで、20年のときの計画では毎年1校つくっていきましょうという形で計画をつくりました。ここで新しく2校とかつくるのは、前倒しして早くできるようになった状況のところは先にどんどんつくりましょうという形で、その年によって2校になる場合もあります。  以上でございます。 ◆田中 委員   それともう1点は、遊び場対策施設整備。これ、ちょっと詳しく教えていただけますか。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   これはシックハウスの検査費用でございます。 ◆田中 委員   その検査のための予算ということでいいんですね。それだけですね。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   そうですね。 ◆田中 委員   わかりました。ありがとうございます。 ○林 委員長   ほかに。はい、丸田委員。 ◆丸田 委員   私も同じくユーフォーについてお伺いいたします。昨年度ユーフォーと学童クラブの連携はどのような形で行っていたのかというのと、やはり学童クラブというのは4年生ギャップというのですか、4年生になるとお母さんが預かってもらえるところがない的なことで、お仕事をここで考えられるという話もお伺いしているんですが、その代替というわけではないですけども、子どもが安全に残っていられる場所としては大変有効ではないかなと思います。その辺のニーズ。あと、放課後、遊び場で残った後、帰宅するまでの安全確保。この3点をお伺いしてよろしいですか。 ○林 委員長   土方副参事。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   まず、ユーフォーとの連携事業でございますが、今、平成21年度で14校ユーフォーを設置しておりまして、そのうちの7校が学童クラブと併設になっております。その7校でかなり交流が盛んになって、1日じゅう、学童クラブで決まった時間、1時間とか、それ以外は自由に往来できる、行ったり来たりできるユーフォーも実際ございます。そのような形で今まで以上にどんどん進んでおります。また、次の4年生以降、兄弟で来て、お兄ちゃんはユーフォーに行って、妹は学童クラブで、一緒に上と下で別々に行っていて、夕方5時ごろ一緒に帰るとか、そういう兄弟もかなりふえております。  あと、安全確保につきましては、ユーフォーの設置の最初の考え方で、ユーフォーは公園の遊び場を学校の敷地の中に持ってきておりますので、必ず暗くなるまでに自宅に帰れるような形でやっておりまして、冬は4時半で終わっております。暗くなる前にユーフォーを閉めて、そこが1つの安全の一番大きな考え方で。あとは、ユーフォーに来るときには、朝出るときにお父さん、お母さんと、きょうはユーフォーに行きます、何時まで行きます、何時ごろ帰りますと必ず子どもに約束してくださいという形で、ユーフォーに来たときに、早く帰る予定は、○○君、僕はきょう3時で帰るという形でメモしますと、スタッフの人がそれをちゃんと書いておいて、子どもは遊んじゃいますので、3時になったら帰り時間だよと。そういう形で、保護者との約束が安全の第一になっております。  以上でございます。 ◆丸田 委員   ありがとうございます。保険に関しては、学校の帰りは学童の保険が適用されますけども、ユーフォーの帰りにも適用されますよね。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   実際ユーフォーの帰りは、運用上は学校の帰りという形で解釈してやるような形が現実の話だと思います。  以上でございます。 ◆丸田 委員 
     わかりました。ありがとうございます。暗くなったから危ないというふうには考えないでくださいという警察の話もあります。明るいときも危ないのは同じですので、暗くなる前に帰れば安心という感覚はちょっと抜いていただきたいなと思いますので、そこのところ、ごめんなさい、確認させていただいてありがとうございます。 ○林 委員長   ほかによろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   次に進みます。 424、 425ページをお願いします。はい、田中委員。 ◆田中 委員   こどもの家なんですが、私のうちにも張ってあるんですけど、説明は、私、聞き間違いですかね、91軒の減というふうにお聞きしたんですが、これはなぜでしょうか。減少傾向にあるんですか。 ○林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   まず、調布市内でコンビニエンスストアの12軒廃業というのがあります。あと、増と減がありまして、今回、こどもの家には各PTAの校外の方がなさっていただいて、集まりの中ですごく議論して、2つの議論がありまして、プレートがついているだけでいいという地域もありまして、逆にいないと危ないんじゃないかと。やはり地域によって考え方が随分違うんですよね。例えば深大寺地域のほうで離れている家がある地域と、小島町の商店街で密接しているところと、やはりPTAの校外の方の考え方が随分違いますので、それはこちらのほうでは指示できませんので、各団体、学校単位でお願いしていますので、その関係で、特に二小がすごくよく見て、引っ越しているところを外したりしているんですよね。転居していて看板だけがついているところがあります。そういうのを皆さんよくぐるぐる回っていただいて、今回はマイナスがふえているのが現状でございます。  以上です。 ◆田中 委員   あと、平成21年度のこどもの家を使用した事例を参考に教えていただければなと思うんですが。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   1件事例がありましたのが、第一小学校子どもユーフォーで帰った後、社会教育のほうに連絡がありまして、帰ってこないという形で、私たちも探しに行ったんですけど、友達と学校を出たときに、仲のいい友達と帰って、自分の違う方向に帰っちゃったんですよね。布田のほうのコンビニエンスストアから電話がかかってきまして、それで見つかりました。実際そういう事例はございます。 ◆田中 委員   それと、子どもさんにも周知、親御さんにも、それから地域にも、所管としてはこどもの家について完全に周知ができているとは思っていらっしゃいますか。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   完璧というとなかなか難しいんですけど、できていると認識はしております。 ◆田中 委員   ありがとうございました。 ○林 委員長   ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   それでは、次に進んでまいります。 426、 427ページをお願いします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   では、次に進んでまいります。 428、 429ページをお願いします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   続いて参ります。 430ページ、 431ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   続いて参ります。 432、 433ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   それでは、続いて参ります。 434、 435ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   続いて参ります。 436、 437ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   続いて参ります。 438、 439ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   それでは、次に、 440ページ、 441ページ。はい、井樋委員。 ◆井樋 委員   図書館の図書購入費はここでいいんですよね。予算、決算のたびに同じことを言っているんですが、かつて 9,000万円台だったのが、いろいろ事情があったとはいえ、毎年 500万円ずつぐらい減り続けたという経過があったんですけれども、これは予算で 8,000万円だったのかな。これは決算だからもうしようがないんですけれども、やっぱり蔵書の刷新というのは図書館の命ですから、ぜひ新年度に向けて予算獲得に努力していただきたいと思うんですけれども、今のところ、その辺の状況といいますか、決意といいますか、いかがなものでしょうか。 ○林 委員長   はい、小塚副館長。 ◎小塚 図書館副館長   委員のおっしゃるとおり、図書費は図書館の命です。21年度につきましても何とか 8,000万、踏ん張りました。今年度は若干減りましたが、来年度も頑張ります。確かに図書館は資料と、それを提供していく人が本当に大切ですので、とにかく頑張りたいと思います。 ◆井樋 委員   そう言うしかないですよね。頑張ってくださいとしか言いようがないんですけど。でも、ちょっと気になったんだけど、 8,000万予算がついて、もちろん執行率は高いんですけれども、ただ、50万ぐらい残しているから、普通50万あれば本は相当買えるよなと思いながら見たんですけれども、特に少しお金を残そうとかという発想があったのかどうか知りませんが、これは事情があるんでしょうか。 ◎小塚 図書館副館長   約50万、図書費のほうでは未執行になっていますけれども、その後に出てくるとは思いますが、実は視聴覚資料の購入のほうにそれをちょっと充てました。図書費と視聴覚資料は図書館としては同レベルの資料なんですけれども、ただ、今のところはちょっと予算を2つに分けております。  以上です。 ◆井樋 委員   わかりました。どちらも大事なことですから、予算をしっかり獲得していただきたいと思います。  以上です。 ○林 委員長   ほかに。はい、清水委員。 ◆清水 委員   図書館でちょっとお尋ねさせていただきます。図書館は、たづくりの図書館もそうなんですけれども、各地区にある図書館と、学校図書館があると思うんですけれども、学校図書館はここではまた別の話ではあるとは思うんですけれども、本のやりとりとか、予算が両方とも組んであるわけなんですけれども、学校図書館も市の図書館もすべて同じ本が置いてあるというのは、すごい極端な話ですけれども、そういうのが回ったりしたらちょっと削減とかできないのかなとかは思うんですけれども、その辺の学校図書館と図書館の連携とかという部分をお聞かせいただきたいんですが、ありますでしょうか。 ○林 委員長   はい、小塚副館長。 ◎小塚 図書館副館長   まず蔵書について、市の図書館と学校図書館の本の選び方はそれぞれに任されていますので、恐らく収集方針は違ってくると思います。図書館の設置する目的が違いますので。  それともう1つ、どういう連携をしているかといいますと、各分館、中央館も含めて、各図書館に児童担当を兼務、それから専任している者がおります。学校図書館のほうにも専任の方がいらっしゃいます。そちらと毎年、年の初めにちゃんとどういう協力をしていくかということを申し合わせて、具体的には、必ず3年生に図書館のほうからガイダンスをさせていただくとか、全部の学年に対して、要望があれば団体貸し出しをさせていただくとか。日常的には、学校のほうの担当の司書の方から、調べ学習といって、例えばこの時期になればお米についての本を少し集めてほしいと言われたら、要望に応じて本を御提供する、あといろいろな情報を御提供するというふうなことをしています。  もう1つ、選定につきましては、今コーディネーターが1人おりますので、図書館の選定のほうに研修を兼ねて、情報収集も兼ねて参加しておられます。  以上です。 ◆清水 委員   図書館と学校図書館の連携がやはりある程度あるということで、きのう申し上げたんですけど、学校図書館には冷房がないんですね。だけれども、こっちの市立図書館には冷房があるから、子どもたちもこの夏休み、相当通ったんじゃないかなと思うんですね。ですので、小学校の司書の方と図書館の連携があれば、子どもたちが読みたいと思える本が図書館に必然的に置いてあることになると思いますので、このまま引き続き連携を保っていただいて、子どもたちにもいい環境である図書館として存在していただきたいと思います。ありがとうございました。 ○林 委員長   ほかに。はい、丸田委員。 ◆丸田 委員   私も図書館についてお伺いしたいんですけども、図書館の報告を細かく出されているんですが、7市連携でしたっけ、他市との連携が始まり、市民の方が他市から借りる割合、または他市の方から借り出される割合がどのぐらいあるのか。あと、連携が始まってから毀損、紛失の度合いがふえたかふえないか、どんな感じなのかなということをちょっとお伺いしたいんですけども、いかがでしょうか。 ○林 委員長   はい、小塚副館長。 ◎小塚 図書館副館長   まず、調布の市民が他市6市を使っている件数、それから、6市の市民が調布を使っている件数は、点検評価のほうにも具体的な数字が書かれてあると思いますけれども、このサービスが始まってから、調布の図書館が他市を使うほうが調布が使われているよりも少ないです。つまり、調布の市民はわざわざ遠くまで、例えば電車賃を使って行かなくても、ほぼ調布の中で足りているから。ただし、毎年の統計を見ておりますと、どちらも微増ですが、ふえてきています。  それから、紛失本等のことについては、特に調布の図書館としては非常に困っているという例が顕著にあらわれてきているわけではありませんけれども、そういったことは大いに危惧されるので、これは毎月行っている7市の図書館長協議会でも必要に応じて検討を進めることになっていくと思います。対応策も進めていきます。  以上です。 ◆丸田 委員   ありがとうございます。多分、市民がお勤めになっているのは、八王子方面に行くよりも都心方面に行く方がやはり多いということなんでしょうかね。向こう方面に行かれる方があれば、お勤めの帰りに借りたりとかということもあるんでしょうけども、逆に向こうの方が都心方面に来て、帰りにお使いになるということが多いのかもしれないと、私もちょっと予想の中ではあるんですけども、わかりました。  紛失、毀損に関しましては、やはり財産でございますので、もしそういうことがあれば、しっかりと補てんしていただくということももちろん必要でしょうし、7市の連携ということで会議の中でお話をされるということですので、今後ともぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございます。お互いにふえているということはなかなか喜ばしいことですので、頑張ってください。 ○林 委員長   では、次のページに移ってよろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   それでは、次に移らせていただきます。 442、 443ページに移ります。はい、丸田委員。 ◆丸田 委員   郷土博物館についてお伺いいたします。関連する施策の振り返りというところを見させていただくと、収納スペースの不足、収納環境の劣化等、解決すべき課題は多いというふうに書かれております。だんだんとふえてくるのは、我が家の物置もそうでしょうけども、捨てられずに大事なものというのはふえていくものです。特に郷土博物館などはもちろん配給していくものではないので、ふえる一方だと思います。その中で、劣悪な環境で資料等を保存しておくと、どうしてもその資料が悪化してしまって、保存しておく価値がなくなってしまうと、それこそ宝がどんどん失われていってしまうということなんですが、どのような形で解決されていくんでしょうか。お伺いしていいですか。 ○林 委員長   はい、小野崎館長。 ◎小野崎 郷土博物館長   博物館が昭和49年に開館いたしておりますけれども、開館以来15年ぐらいまでは収蔵庫内に資料の分類ごとに配架し、適切な収蔵環境を保てていたわけなんですが、その後、資料の増加等ございます。そうなってきますと、どこか収蔵庫のあいたスペースに物を入れなければという感じで進めてまいりました。
     その後、5年ほど前からは外部に倉庫を借りざるを得ないという状況がございます。現在、市内で有料の倉庫を借りまして、これは民俗資料が中心になりますけれども、そこでもう一度配架方式での分類した、探しやすい格好の収蔵に変えております。それとともに、当時のデータ、その他につきましても、データベース化という作業をあわせて進めておりまして、点検しながら、その辺、今後の増加も含めまして、方向性を見出していきたいというふうに考えてはおります。  ただ、やはりかつての民俗資料、調布が農業がまだそれなりに行われていた当時に比べますと、集まってくる資料の量も減少したり、また、新たな生活用具を集めなければならないというような状況も生まれておりますので、その辺を勘案しながら進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◆丸田 委員   ありがとうございます。また昭和展とか、以外に近い生活のものも当然これから収納されていくと思うんです。そこの施設ではやっぱりかなり限りもありますし、スペースの広さ等々もあります。また、建物自体もかなり老朽化が始まっているのではないかなという感じでおりますので、その辺の大規模改修的なものも今後考えていくべきなのかなと思うんですけども、その辺はいかがですか。 ◎小野崎 郷土博物館長   平成22年度になりますが、劣化診断を開始いたしました。その結果、23年度に計画、24年度に改修というような方向で考えております。その後、またさらに問題等が生じれば、実はバリアフリーの問題もございますので、また別の視点からも施設の改修に努めていきたいというふうには考えております。  以上です。 ◆丸田 委員   わかりました。ありがとうございます。土地も、坂の途中みたいな難しいところでもあったりするので、ユニバーサルデザインを反映していただいて、子どもたちが昔のものに触れるというのはもちろん大事なんですけども、御高齢の方がそういう昔のものに触れて、より脳が活性化されるということももちろんありますので、ぜひとも使いやすい収納、そして見やすい展示を心がけていただくために、必要なものに関してはしっかりと対応を練っていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○林 委員長   ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   では、進んでまいりたいと思います。続いて、 444、 445ページをお願いいたします。はい、清水委員。 ◆清水 委員   深大寺水車館についてお尋ねいたします。深大寺水車館の事業、 603ページ事務報告書のところから拝見したんですけれども、郷土博物館に比べると、子どもたちが参加するチャンスが少ないんじゃないかなというふうに感じました。郷土博物館のほうでは子どもを対象にいろいろ催しをやられているみたいなんですけれども、水車館のほうはそのような現状はいかがかと思いまして、御質問させていただきます。 ○林 委員長   はい、小野崎館長。 ◎小野崎 郷土博物館長   水車館は、深大寺地区の緑と湧水のシンボル的な要素を含めて平成4年に施設を開館したわけなんですけれども、今、東京都内、市部が中心になろうかと思いますが、十数基、復元された水車がございます。ただ、そのほとんどは実際に稼働しない、要するに公園の一部に風景としての水車みたいな格好で設置されているものが多いんですけれども、調布の水車館につきましては、ちゃんと突きうす、ひきうすが稼働し、それも利用されたい方は利用していただける状況に保っております。恐らくコンディション的に一番いい水車ではないかなというふうに私どもは考えているんですけれども、通常の管理をシルバー人材センターにお願いしております。  水車の利用をしたいとか、あるいは団体の見学をしたいとかというお申し出があったときに、本館のほうから学芸員なり担当者が行って対応するという形になりますので、あちらで自主的に事業を組んでという──スペースの問題もございますので、水車館のほうには人を集める場所がないんですね。そんなこともありますので、今のところはそういう事業は行っておりません。お申し出に対して対応するというところにとどまっております。  以上でございます。 ◆清水 委員   御答弁ありがとうございます。実際に稼働できる調布の水車ということで、ほかの地域にはない特徴を持っています。ほかの場所でということも絡めて、ぜひ企画していただいて、子どもたちも動く水車に親しめるような環境づくりをしていただきたいなと感じています。  済みません、もう1件質問なんですけれども、シルバー人材センターに委託されているということで、ほかのところも委託はいろいろあるんですけども、たまたまシルバー人材センターに委託されているということでお話をお伺いしたんですけど、その理由とかはあるんでしょうか。  というのも、シルバー人材センターは今、仕事が足らないんだという話も聞いたことがありまして、これから御高齢の方がふえていくのに、シルバー人材センターは仕事がなくなっちゃうんじゃないかという心配もあるという話を聞いたことがあるもんですから、何か選定基準みたいなものがあるんでしょうか。御質問いたします。 ◎小野崎 郷土博物館長   実は平成4年に開館いたしました当初は再任用、その次に嘱託という格好でいきまして、その後、シルバー人材センターにお願いするということで、経費節減ということでそういう状況になっております。現在も、やはり施設に習熟していただいている方々ということで、3名の方がローテーションで勤めていただいているという状況でございます。  以上です。 ◆清水 委員   3人の方がシルバー人材センターからいらっしゃっているということで、シルバー人材センターの方がもっといろんなところで活躍できればななんて思いながら、でも、水車館で御活躍なさっているということで、このまま引き続き御高齢者の雇用にも協力していただきたいと思います。ありがとうございます。 ○林 委員長   なければ……田中委員。 ◆田中 委員   館長、1点だけ。エコミュージアムなんですけども、事業をやるにはやっぱり関心を持ってもらったりとか、理解してもらうということが大切だと思うんですけれども、フォーラムによる地域の方への周知はどうでしょうか。地域住民の方々の反応といいましょうか、関心度合いといいましょうか、教えていただければと思います。 ○林 委員長   はい、小野崎館長。 ◎小野崎 郷土博物館長   エコミュージアムのほうは平成20年度に試みの案、構想というものを策定いたしまして、21年度その試みの案を地元の方々にお示しする、御理解をいただくということでフォーラム等を開催いたしました。  その結果、フォーラムでは 100名程度の方がお出でになり、当初我々が想定していた数よりも倍近くお出でいただいて、非常に盛況だった。関心がおありになるというふうにまずは把握いたしましたけれども、何分時間が少なくて、来られた方々からの御意見が余り多くいただけなかったというところがございます。  ただ、その後アンケートでいろいろ分析してみますと、やはり皆さん、地元の地域資源を何とか残したい。ただ、地域資源の残し方につきましても人それぞれだなというような実感を受けております。ある方は自然のまま残せ、ある方はきちんと残せというような。ですから、今後そういったものを進めていく中で、どういう方向にしていったらいいのか、また、どんな資源を残したらいいのか。  それと、エコミュージアムというふうにここに予算計上してありますところ、額を出してあります。これは全体の仕事の中で見ますと氷山の一角というようなことで、フォーラムを通して積極的な反応が返ってきたところに対しては、地域資源、お持ちのものをより具体的に文化財として指定し、それを全体にネットワークで広げて使いましょうと。今まで文化財というのはばらばらに指定おりましたけれど、実は佐須地区の佐須街道沿いの虎狛神社と祇園寺のあたりを面とか線とかでつなげるような形の方向性で持っていけないかなというようなことで地元の方とも進めております。  そんな関係で、ここにあるエコミュージアムというのはフォーラムですとか勉強会の予算。その後は通常の経常的な作業の中で、どんどん新しい形の保存方法として仕事を進めているという状況でございます。市民の方々からも、今のところ御理解いただける方々は積極的に御参加していただいているという状況でございます。 ◆田中 委員   大変難しいなと思いますけれども、さらに御検討いただきたいなと思います。期待していますので、よろしくお願いいたします。 ○林 委員長   ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   それでは、次に進んでまいります。続いて 446、 447ページをお願いいたします。よろしいですか。はい、丸田委員。 ◆丸田 委員   八ケ岳少年自然の家の管理運営費についてお伺いいたします。点検評価報告書の95ページ有識者の意見の中に水回りを改善することというふうに入っているんですけども、私、おふろを改築してからお伺いしていないんで何とも言えないんですけども、これはどういうことを指摘されているというふうに理解していいんですか。 ○林 委員長   はい、土方副参事。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   トイレが和式トイレが多いので、和式トイレをなるべく洋式トイレに変えたらどうですかという次第だと思います。  以上でございます。 ◆丸田 委員   大変よく理解しました。わくわくするような企画について検討する必要があるというふうに入っているんですが、各指導員が入っていて、散策していただいたり、とてもアクティブな先生が入っていらして、調布の場合はあの近隣にある少年自然の家系の中では意外に評判がいいはずなんですが、旅費を見ますと2万 400円。頑張っても2往復できるかできないかぐらいなのかなと思うんですが、多分1往復すると1万円ぐらいしますよね。どのぐらいの割合で向こうのほうに行かれているんでしょうか。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   これは指導員の旅費で、指導員の方は年間2回現地にこちらから連れていって、そういう形で、これはちょっと別の旅費になりますので。年間2回、春と秋にやっております。バス1台で秋の自然を散策するという形のツアー。あと、夏、八ケ岳の近隣を楽しむ。その2回をやっております。 ◆丸田 委員   わかりました。夏の間は常駐されているというのは今はやっていないんですか。横山先生、夏の間、常駐されていましたよね。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   横山先生が引率しているのは社会教育課の事業としては2回です。それ以外に横山先生は自分で引率していったりしております。  以上でございます。 ◆丸田 委員   わかりました。朝、湿原を散策していただいたりとか、近隣の山々を散策していただいたりとかしているのはここの事業じゃないということですか。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   「自然に親しむ集い」というタイトルでやっておるのは社会教育課の事業ですね。年間2回になります。 ◆丸田 委員   わかりました。この2万 400円というのは、それ以外の旅費というのはどういうことですか。額が少ないんですけど。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   こちらの2万 400円の旅費は、指導員 6,800円で春が1名と秋が2名です。そういう形になっております。 ◆丸田 委員   どんな事業をやっているのか全く理解ができなかったんですけど。 ◎土方 教育部副参事兼社会教育課長事務取扱   失礼いたしました。これは先ほどの「自然に親しむ集い」の事業でございます。こちらの経費でございます。 ◆丸田 委員   わかりました。春1回と秋2回に関してはこの旅費で行っているということですね。それをさっきのとつなげればいいということですね。わかりました。ありがとうございます。つながりました。 ○林 委員長   よろしいですか。 ◆丸田 委員   はい。水回りの改善、お願いいたします。 ○林 委員長   ほかに。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   次に進んでまいります。 448、 449ページをお願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   それでは、諸支出金に飛びますね。 464、 465ページ。はい、田中委員。 ◆田中 委員   美術作品なんですけれども、いろいろ購入されたものの保管の仕方、どういうところに保管されていて、定期的にそういったものが表に出てくるのか。その辺のことをちょっとお伺いしたいと思います。 ○林 委員長   はい、小野崎館長。 ◎小野崎 郷土博物館長   この基金で購入いたします美術作品、資料ですけれども、主管課といたしましては、今のところ郷土博物館、それと実篤記念館の2館がこの基金を利用して資料を集めております。博物館のほうでは、調布にかかわりのある浮世絵、錦絵、そういったものですとか、関野準一郎さん、あるいは市川銕琅さんといったような調布にゆかりのある作家の作品を主に集めております。  こうしたものにつきましては、郷土博物館の場合は収蔵庫の中で、特別収蔵庫というふうに金庫扉をつけた1部屋を用意してあります。収蔵庫の内側には、3センチほどの石こうボードの厚手のものというふうに御理解いただければいいと思うんですが、調湿機能を十分備えた構造に直して美術品を保管しております。
     博物館の場合ですと、基本的には2年に1度、たづくりの1階展示室を利用して、たづくりの財団と共催になりますが、展示等で市民の方にごらんいただいている。あるいは博物館でも、小規模のものになりますけど、展示している。そんな状況でございます。実篤につきましては、ほとんど常設であったりという部分で出しております。 ◆田中 委員   そういったことで2年に1度とか、今、実篤記念館のお話もありましたけど、大体すべてが表に出てくるときがあるんですね。 ◎小野崎 郷土博物館長   はい、ローテーションで進めております。 ◆田中 委員   わかりました。 ○林 委員長   ほかに。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   それでは、このページを終わりまして、土木費の公遊園費に戻ります。一気に戻って 346、 347ページ。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   そうすると、最後、 348、 349ページ。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   それでは、以上で議案第59号「平成21年度調布市一般会計歳入歳出決算の認定について」、文教委員会所管部門の質疑を打ち切ります。  それでは、これより採決に入りますが、討論はございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   ないようですので、討論を打ち切り、これより採決に移りたいと思います。  議案第59号「平成21年度調布市一般会計歳入歳出決算の認定について」、文教委員会所管部門、本件を原案認定とすることに御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   御異議なしと認め、議案第59号は原案認定と決定いたしました。  以上で、当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了いたしました。  ここで暫時休憩といたします。理事者の皆様はお疲れさまでございました。    午前11時12分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前11時14分 開議 ○林 委員長   それでは、委員会を再開させていただきます。  それでは、当委員会の行政視察についてを議題とさせていただきます。  行政視察については、6月に行われました委員会におきまして正・副委員長に一任させていただいておりましたけども、日程、視察先等の調整がつきましたので、御提案させていただきたいと思います。  日程は10月13日から15日までの3日間。10月13日は北海道函館市で農業体験・市民農園について、10月14日は北海道江別市で学校適正配置基本計画、市立小・中学校学校選択制について、10月15日は北海道北広島市で北広島エコミュージアム・まるごときたひろ博物館についてということで実施させていただきたいと思います。  以上、申し上げた内容で行政視察を実施することについて御異議はございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○林 委員長   御異議なしと認め、さよう決定させていただきます。  なお、詳細につきましては正・副委員長に御一任させていただきまして、関係資料ができ上がり次第、またお手元にお届けしたいと思います。  以上で協議事項を終了いたします。  それでは、文教委員会を終了させていただきます。散会いたします。ありがとうございました。    午前11時16分 散会...